今年、2010年はうさこちゃんが生まれて55年目の年にあたります。オランダの絵本作家、ディック・ブルーナ氏が描いた"小さなうさぎの女の子"の絵本は、世界中の子どもたちに愛されています。55年もの間、色あせず親から子へ、そして孫へと読み継がれてきた「うさこちゃんの絵本」。 その魅力を、毎月、数冊ずつの作品を紹介しながらお伝えします。
そして来年、2011年の「卯年(うさぎどし)」をむかえる頃には、動物園と同じくらい「うさこちゃんの絵本」が大好きになってもらえていたら嬉しいです。子どもたちが、絵本の中の「うさこちゃん」の暮らしぶりを想像しながら、動物園でうさぎたちとふれあい、遊んでくれる。そんな素敵な紹介ができればと思っています。
『どうぶつのくに』発行責任者:田井基文 (協力:ディックブルーナジャパン、福音館書店)