
ちいさなうさこちゃんが、おおきなうさこちゃん(?)に


あかちゃんが生まれるまでの間、うさこちゃんは色々な準備をします。あかちゃんのためにかわいいひよこの絵を描いたり、
毛糸でねずみの人形をつくったり。かわいいひよこの絵は、お父さんが額に入れて飾ってくれました。
お母さんは青い毛糸の玉をくれるとき、こう言います。
「これで あかちゃんに なにか つくれる?」
うさこちゃんはこたえます。
「つくれる つくれる!」
お姉ちゃんになろうとしているうさこちゃんを、ゆったりと後押ししているお父さんとかお母さんの姿がそこにあるような気がします。

とうとう、あかちゃんが生まれました。
あかちゃんを見たうさこちゃんは思います。
「まあ、 なんて ちいさいんでしょ。 あかちゃんが こんなに
ちいさいなんて あたし おもっても みなかったわ。」
あかちゃんをだっこしたうさこちゃんの姿がこんな風にも描写されています。
「ほら、 あかちゃんは こんなに ちいさい。
でも、 うさこちゃんは とても おおきい。」

ちいさなうさこちゃんは、おおきなうさこちゃんになって、そう、すてきなお姉ちゃんになったんです。生まれてきた赤ちゃんが、弟だったのか、妹だったのか?それはみなさんのご想像におまかせしたいと思います。
※1 オランダでは赤ちゃんが生まれたら、出産報告をかねて友人、会社の人、ご近所に「ベスハウト・メット・マウシェス」と呼ばれる祝い菓子を配る習慣があります。ラスクのようなものにバターを塗り、アニスシードというハーブを砂糖でコーティングしたマウシェスを振り掛けたお菓子です。このマウシェスは、男の子は青色、女の子はピンクで色分けするそうです。
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